安静時心拍数について|体調のバロメーター
安静時心拍数とは?
横になっていたり、座っていたりなどの安静状態の時の心拍数です。
Nobiでは、デバイスから取れる歩数と運動強度をもちいて安静時を定義し、その時間帯の心拍数を安静時心拍数としています。
普段の安静時心拍数との変動具合を見て、体調の変化などを確認しています。
普段の安静時心拍数は、ユーザーごとに過去のデータを用いて基準を設定しています。
心拍数の平均値は人によって異なる
人それぞれ心拍数の平均値は異なります。
理由としては、心肺機能に依存することがあるためです。
日常的に運動習慣ある方は運動習慣がない方に比べると心拍数が低くなります。
スポーツ選手のレベルになると、一般の方に比べて20以上低い方もいます。
体調のバロメーター
安静時心拍数の変化は、スポーツチームのトレーナーの方も参考にする指標になっています。
参考ページ
Nobi上では、1日の安静時心拍数の平均値を体調のバロメーターとして使用しています。
具体的な例には、体に熱を持っている時はずっと心拍数が高い状態になっているため、安静時心拍数は高めになります。
また、健康管理デバイスのOURAリングでは以下の定義をしています。
安静時心拍数(RHR)とは、安静時心拍数の1分間の拍動回数のことです。
安静時心拍数は、睡眠の質、回復力、総合的な健康状態の指標として使用できます。
成人の正常なRHRは40~100 BPMの範囲です。
https://support.ouraring.com/hc/ja/articles/360025588793-%E5%AE%89%E9%9D%99%E6%99%82%E5%BF%83%E6%8B%8D%E6%95%B0%E3%81%A8%E3%81%AF-
安静時心拍数を見ることにより、体調だけでなく、体の回復度合いなども見ることができます。
安静時心拍数が上昇する要因
代表的なものだと、以下の3点があげられます。
- 不安感や緊張している時間が長い時
- 慢性的にストレスを感じているとき
- 熱などの体調不良のとき
- ホルモンバランスが崩れているとき
※必ずこちらの原因というわけではなく、あくまで一例です。
安静時心拍数が低下する要因
代表的なものとして、以下の3点があげられます。
運動習慣をつける
運動習慣をつけることで、心肺機能が鍛えられて平均の心拍数が下がるだけでなく、ストレス耐性もつきます。
睡眠時間の担保と睡眠の質を上げて、常に体調を整える
安静時心拍数は体調がすぐれない時に心拍数が変動しやすくなります。
特に、体に熱を持っている時は心拍数が上昇する傾向にあるので、体調が整えるために睡眠時間の担保と質を上げる意識をして見えてください。
睡眠の質を上げる方法は以下で確認できます。
睡眠の仕組みから考えた睡眠を良くする11個の対策
リラックスする時間を増やす
安静時心拍数が下がる時は、リラックスしている状態になります。
特に昼寝をした時は、心拍数が普段より下がる傾向にあります。
逆に、強いストレスを感じた時は、心拍数上昇をしやすい状態になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
心拍数は体を動かしている時は心拍数が上がるため他の要因の影響がわかりにくいのですが、安静時は内的、外的要因に強く影響されるため、体の状態を調べるのに使われることが多くあります。
ぜひ、毎日Nobiでデータをとっていき、普段より高い数値が出た時はいつもより体を休ませる時間を多くとってみてください。