ストレスによる安静時心拍数の心拍変動について
目次
- 心拍変動とは
- どれくらい変動するとストレスを感じるのか
- ストレスによる心拍変動
- ストレスへの対処法
- まとめ
心拍変動とは
Nobi上での心拍変動とは、安静時の心拍数が普段の心拍数より15拍以上高いときの状態を示します。
安静時心拍数とは
Nobi上で表示している安静時心拍数とは、Nobi Bandから取れる加速度センサーの情報から体をあまり動かしていない「安静時」を判定し、そのときの心拍数のことです。
なぜ安静時心拍数が高くなるとストレスを感じているのか
安静時は体を動かしていないため基本的には心拍は落ち着いていますが、外的要因のストレスがかかることで心拍数が高くなります。
Nobiでは、過去のデータから普段の安静時心拍数を算出し、そのデータとの差分からストレスを感じているかを判定しています。
不安な時や緊張した際に心臓がドキドキした時に反応している可能性が高いです。
どれくらい変動するとストレスを感じるの?
Nobiでは、主観データからストレスを感じる基準を定義しています。
そのためストレス耐性によって基準が変わり、その人がどれくらいの回数以上かかるとストレスと感じるかを分析しています。
分析画面の数値が分析結果になります。
ストレスへの対処法
ストレスへの対処法は以下の4つあります。
心拍変動が起きている原因の特定
まず、Nobiでどの時間帯に心拍変動が起きているかを確認することで、自分がどういう時に心拍変動するかを把握することができます。
その時間帯で何かドキドキした要因が特定できたら、その要因をなるべく避けたり、事前に理解した上で対応することでストレスを感じにくくすることができます。
体を適度に動かす
ウォーキング、軽いランニングやサイクリングなどの有酸素運動がストレス緩和に適していると言われています。
気分転換のために10分ほどの散歩をしてみるところから始めてみましょう。
目安の数値としては、毎日6,000歩以上になります。
Nobiでどれくらい歩いたかとストレスの状態を確認できますので、毎日同期をして確認してみましょう。
睡眠の質を高める
睡眠の質を高めるためにはさまざまなことに注意が必要です。
- アルコールの摂取を控える
- 寝る8時間前からのコーヒーの摂取を控える
- 14時以降の1時間以上の昼寝を避ける
- 寝る前に明るい部屋にいることを避ける
改善されているかどうかを確認するためには、Nobiの深い睡眠の割合が50%以上になっているか、睡眠の質の回答が良いと回答している日が増えているかを確認してみてください。
瞑想
瞑想は、ストレスの解消や耐性をつけることが科学的に証明されています。
耐性がつくことで大きい心拍変動が少なくなりますので、効果があるかを確認してみましょう
まとめ
いかがでしたでしょうか。
対処法も一度やったら改善するものではなく、習慣的に変化をしていくものになっていきます。
どれか自分に合ったものを試してみて、Nobi上で自分の状態を確認してみてください。