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健康

低活動(座っている)時間が長いことで身体面、精神面に与える影響

低活動(座っている)時間が長いことで身体面、精神面に与える影響
2021年8月11日
こちらの記事では、座っているなどの低活動状態が多い人が、どれくらい仕事のパフォーマンスや身体的、精神的に悪影響があるかを説明しています。また、どれくらい減らすことによって、いい影響があるかなどもご紹介しています。

目次

  • 日本人は座っている時間が長い国
  • 座り過ぎによる弊害
  • どれくらい座っている時間を減らせばいいか
  • 座りすぎは健康リスクだけで無く、仕事のパフォーマンスにも影響がある
  • Nobiの情報をうまく活用してみましょう
  • 参考文献

日本人は座っている時間が長い国

海外の大学で世界の20ヵ国くらいの平日の平均座位時間の調査を行ったところ、日本人の成人の1日の平均座位時間が7時間で世界で最も長かったそうです。

座りすぎによる弊害

死亡、病気のリスクが増加

下半身の筋肉が全く動かない事による、代謝の低下し肥満や糖尿病のリスクが上がるだけでなく、血流悪化につながり高血圧にもつながります。

メンタルに悪影響

1日に12時間以上座っている人に対して、6時間未満の人の方が、メンタル不調が3倍も多いという調査結果もあります。
長時間座っているということは、働いている時間も長いことでの疲労やストレスが溜まっていることが要因としても考えられます。

どれくらい座っている時間を減らせばいいか

こちらの参考文献によると、座っている時間を60分減らして、眠る時間を60分増やすことでメンタルヘルス不良になる可能性が20%低下し、仕事の活力を失う人が11%低下するという研究結果も報告されている。
また、低強度身体活動を60分減らして、眠る時間を60分増やすことで、メンタルヘルス不良になる可能性が26%低下することも報告されています。
低強度身体活動:1.6-2.9METsまでの強度の身体活動で、ゆっくり歩行や家事などが含まれます。

これからも、休日より平日の過ごし方を変化させることが大事だと言えます。

座りすぎは健康リスクだけで無く、仕事のパフォーマンスにも影響がある

諸外国では、就業中の座位行動は、健康リスクを高めるだけでなく、仕事のパフォーマンスや生産性ややる気などの低さとの関連が示されているそうです。仕事のパフォーマンス、やる気、生産性は仕事に関連するウェルビーングの重要な項目です。そのため、長時間の就業中の座位行動により生じる、仕事に関連する低いウェルビーングが、仕事のバーンアウトや早期退職につながることも報告されています。

Nobiの情報をうまく活用してみましょう

Nobiの歩数データや月次レポートの低活動時間の情報を見ながら、自分がどれくらい活動しているのか、どれくらい低活動(座って仕事をしていたり、横になっていたりする状態)時間があるのかなどを確認して、低活動時間が多い方は、たまに立ち上がって部屋を歩いてみたり、散歩してみたりなど少し体を動かす時間を増やしてみましょう。

参考文献